小児科オンラインジャーナル

2017.06.01

ダニアレルギーの方必見 室内のダニ対策

ダニは気温20度以上、湿度60%以上で増殖すると言われています。まさに日本の梅雨はダニが増殖するのにうってつけの季節です。家族全員のために正しいダニ対策をしましょう。

【1. 床にはカーペットを敷かず物も置かない】

ダニは床を大変好みます。カーペット、畳、フローリングの順にダニが多いので、カーペットを敷かないことがとても重要です。その上で、最低3日に1回は床の掃除機がけを1平方メートルあたり20秒かけて丁寧に行いましょう。床の上に物があると、ダニに隠れ場所を与えているようなものなので、余計な物はきちんと収納します。その方が掃除機がけもしやすくなります。

【2. ソファは布製でないものを】

ダニはツルツルした素材には付着しにくいので、ソファを置く場合は布製ではなく、革や合成皮革のものが理想的です。
布製のソファを使用している場合は、ソファの掃除機がけを必ずしましょう。
もちろんソファの下の掃除機がけも忘れずに。

【3. ぬいぐるみはダニの温床。月に1回は洗濯を】

多くのお子さんがお気に入りのぬいぐるみを持っていると思います。しかしそのぬいぐるみこそがダニの温床です。長期間使用され、滅多に洗うことがなく、ダニが好き放題増殖し、そこにお子さんが顔をうずめる・・・ダニアレルギーのお子さんにとっては最悪のアイテムと言っても過言ではありません。特別お気に入りのぬいぐるみ以外は処分する、洗濯可能なぬいぐるみを与え最低月1回は洗濯する、使用が長くなったら買い換える、など大人の決断と行動が大切です。

【4. 部屋の湿度は低く保つ】

窓を開けて換気する、換気扇を回すなどして、部屋の湿度を低く保つことが重要です。除湿器で湿度を低くすることも有効ですね。梅雨の時期は、湿度が高いと過ごしにくいので、普段から湿度を低くするように心がけている方が多いと思いますが、冬場も要注意です。冬場は乾燥するため加湿器を使うケースも多いと思いますが、加湿器で湿度を上げると、部分的に温度も湿度も高い場所が生まれ、ダニを増殖させてしまうことがあります。冬場の皮膚の乾燥には保湿剤で対応し、部屋の湿度はあまり上げないことがオススメです。

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(小児科医 安藤友久)



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