様々な理由で外出ができない時期には、子どもと何をしておうちで過ごそうかと、迷う親御さんも少なくないでしょう。そんなとき、ブロック遊具はとても便利です。
年齢によりブロックの遊び方は、どんどん変化していきます。今回は、発達心理学に基づいて、未就学児から小学校低学年の子どもたちのブロック遊びの特徴についてご紹介します。
●未就学児(2~4歳)
2歳くらいになると「見立て遊び」が始まり、例えばブロックひとつを「ブーブー」と自動車のように動かして遊ぶようになります。見立てるということは、対象をイメージで捉えられるようになったということです。
子どもと接していると、少しずつ見立てや「ごっこ」の内容が高度になり、ブロックを何個か組み合わせるなどの成長が見られるようになります。この時期は何かを作らせようと無理にサポートするのではなく、ぜひご一緒に遊んであげてください。
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●未就学児(5~6歳)
5~6歳になると、イメージする力や集中力が高まりますが、細かい作業を行うことはまだ難しい子が多いです。ブロックの扱いで困っていたら「ちょっと手伝おうか?」などの声をかけ、補助的に関わってみましょう。子どもがやきもきしているときには、それを責めずに「ここまでよくがんばったね!」などプロセスを肯定してあげてください。
パパやママと楽しく一緒に遊ぶ体験や自分のチャレンジを応援してくれたという経験は、子どもの心の発達にとても良い影響を与えます。
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ここでお伝えした年齢はあくまでも目安。お子さまの発達に合わせて、自由な発想やチャレンジを応援してください。それにより、お子さまの自己肯定感は高まります。おうちでの遊びを、豊かな成長の時間にしてみてくださいね。
●この記事を書いた人
岡本真梨子
合同会社てにをは代表/元 一般財団法人田中教育研究所常勤研究員/応用人間科学修士(発達臨床心理学)
研究・臨床・教育・ビジネスの分野をまたいで、心理学の専門性を活かした支援を行っている。二児の母。