入園・入学準備どうやった?
先輩ママ・パパ不安やホンネを聞いてみよう。

  • 2023.02.24

もうすぐ入園・入学のシーズン。日々忙しい中でどのような準備を行えばスムーズに園生活・学校生活が迎えられるか、不安に思うママ・パパも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、既にご自身の子どもの入園・入学を済ませた先輩ママ達に集まっていただき、「入園・入学準備」をテーマとした座談会を開催。これから入園・入学という大きなイベントを迎えるママ・パパに向けたわたしはこうしました!や自身の体験談をホンネかつリアルに語っていただきました。

いよいよ入園・入学準備の季節。
ママ・パパの不安やお悩みをホンネで整理


本日はお集まりいただきましてありがとうございます!
早速ですが、皆さんがご自身のお子さまの入園や入学の準備の際に、不安に思われていたことや実際のお悩みとして、どのようなものがありましたか?
具体的に出てきた意見としては、大きく以下3つ。
特に、園や学校によってもルールが異なるため、先生や周囲のママとコミュニケーションを取りながら確認したというエピソードが多かったです。

1.服装や持ち物の準備
2.毎日の送迎で大変だったこと
3.仕事との両立

ではそれぞれについて、先輩ママ達はどのようなお悩みがあり、それをどう乗り越えたのかをご紹介します。

制服?私服? 服装の準備は何をすればいいの?

最初のお悩みのテーマとして挙げられたのが、入園・入学に伴う「服装の準備」です。
幼稚園と保育園とでは、準備するものが違うなど、園によっても大きくルールが異なるようです。
また、事前に準備をしても、いざ使う場面になったときに使用NGになることもあるので、園や学校の先生に直接聞いて確認してみることが大事です。

では先輩ママ達は具体的にどのような悩みを感じ、それをどう解決したのでしょうか?

体操着の必要枚数

〜先輩ママが悩んだこと〜

子どもの入園にあたって体操着を何着購入しておけばよいか分からず、特に園からも枚数については指定がなかったので悩んでしまいました。

私は一つは普段使用する用で、もう一つは運動会などのイベントや晴れの日用を準備しました。
普段使用する方は、思った以上に泥だらけになるので、余分に買っておいていたのですが正解でした。

タオルやお弁当袋などのサイズ

〜先輩ママが悩んだこと〜

園で使うタオルやお弁当袋のサイズや裁縫をしなければいけないのか既製品でも良いのかわからず、調達方法に困ってしまいました。

園(または学校)で規定のサイズ(縦横何cm)がある場合も。
園(または学校)によっては、市販のものはNGで自分たちで作らなければならなかったり、反対に市販のものでもOKなところもあると聞きました。
余計な手間は出来るだけ省きたいので、遠慮せず事前に先生や先輩ママ(ママ友)に聞いちゃいましょう!
特に自分で用意できなさそうなものについては、先生に直接聞くことで、案外、サイズ通りでなくて良いですよ、とか市販でも良いですよ、と教えてくれると思います。

どのような服を用意すべきか

〜先輩ママが悩んだこと〜

入園にあたり、フードやフリル付きの服がNGと聞いていたので、どのような服を用意すべきか迷いました。

特別な日以外は、汚れたりしても気にならない服で良いと思います。
ブランド物などでも問題はないけど、思った以上に活発に動きまわるので、服がすぐにボロボロになっちゃいます。(ほとんどの園では)冬場はエアコンもついているので、基本的には厚着はNGです。動きまわって本当に汗をすごくかくので。最近は冬用の服で裏起毛のついているものも多いですが、できれば避けた方が良いかも知れません。園でNGのところもあるみたいですよ。
フードが付いている服(主にパーカー等)や、キャラクターや華美なデザインのものはNGな園もあります。
フリルのスカートが駄目という園も。事前にどのような服装はNGなのか確認しておいたほうが、買っちゃってから着用NGで家でしか着れないという最悪の事態を防げるかも。

服や持ち物に名前を書く

〜先輩ママが悩んだこと〜

思った以上に持ち物に名前を書くのが大変です。何とかして名前を書く時間を減らしたい!

特に靴下は名前が書けるような色や、書くスペースがあるか、素材等を確認して購入したほうが良いですね。
また、服装以外にも、鉛筆などは名前を印刷してもらえるものだとそのまま持って行けるので良いです。園や学校によっては濃さ(6Bなど)の指定もあるので、購入する前に確認しておきましょう。

先輩ママ達からは、このような実体験に基づいて意見を聞くことができました。

また幼稚園では制服・体操服・割烹着などの用意が必要など、保育園は基本的に園側が用意してくれるが、幼稚園は自分で用意する必要があるなど、座談会ならではの気付きも出てきました。

毎日の送迎…。大変だったことは?


続いてのテーマは園や学校への「毎日の送迎」について。日々忙しいママ・パパにとっても大変な送り迎えですが、子どもにとっても新しい環境のため思うようにいかないことも少なくないようです。
先輩ママ達の体験談とそれを乗り越えた方法をご紹介します。

〜先輩ママが悩んだこと〜

入園当初は子どもが何をやっても行きたがらず、毎朝泣きわめく我が子にやきもき…。

よくよく子どもに話を聞いたら、通えるようになりました。
他の子が先生に怒られているところを見て委縮してしまっていたようでした。なので「あなたは悪くないから心配しなくても大丈夫だよ」と説明をしたら、通えるようになりました。
〜先輩ママが悩んだこと〜

送迎の際にすぐに泣いてしまう子なので、あの手この手で色々と工夫をしました。

バイバイやタッチをしたり、抱きしめたりしながら徐々に通えるようにステップアップしています。
登園前の30分間公園で遊ばせてから登園したり、園までお散歩したり、寄り道したりなどリフレッシュしながら通わせるなども効果がありました。 他にもお手紙を書いて「バイバイしたら園で開けて読んでね。」といった楽しみも取り入れたりしました。それでもどうにもならないときは、思い切って休ませるのも一つだと思います。
〜先輩ママが悩んだこと〜

仕事との両立で時間が足りず、園まで迎えに行くことができないとき(仕事を優先したいとき)もありました。

地域のファミサポ※¹を積極的に利用しました。
そのような場合は、地域のファミサポ ※¹を積極的に利用するなどして何とかやりくりしてましたね。
※¹ファミリーサポート
〜先輩ママが悩んだこと〜

うちの園では登園した際に、タオルやオムツ、服を所定の位置に置いたり、シーツを変えたりなど、朝から色々準備を行う必要があり、それが大変でしたね(笑)。

園に色々と持っていく物が多かったので、シーツやらタオルやらをまとめて詰め込める、大きいバッグが重宝しましたね。
小規模保育園だったので、おそらくその準備が必要だったのかなと思います。これから通う園では、朝にどのような対応が必要か確認しておくと良さそうです。

やはり、子どもにとっても慣れない環境の変化。不安な想いから、スムーズに送迎できないことも想定しなければなりません。先輩ママ達の体験談を参考に、上手くいかないときは工夫をしてみるのも良いですが、どうしても駄目な時は休ませたり、地域や周囲のサポートを積極的に活用して、悩みをためない様に自分を労わることも大切です。

仕事との両立、どう乗り越えた?


続いてのテーマは「仕事と育児の両立」についてです。今回の座談会ではお仕事もされている先輩ママばかりでしたので、そのあたりの体験談やわたしはこうしました!もリアルに語っていただきました。
ここでもポイントは、良い意味で手を抜いたり、頼れるものに頼るということが大事という先輩ママ達の意見が挙がりました。

〜先輩ママが悩んだこと〜

子どもの毎日の準備や送迎に加え、仕事もあるので、家事や食事の準備を行う時間が無くて、それがとにかくストレスでした。

もう人に任せようと思って家事代行サービスにお願いすることにしました。
その分稼ぐという発想に切り替えました。2週間に1回、3時間お願いして、約2週間分の作り置きを依頼しています。 2週間分の作り置きと考えたらコスパも良いですし、メニューを子どもや旦那の好きなものをオーダーできるので、食い付きが違いますね。何よりあまり食べなかったとしても、自分が作った料理ではないのでストレスにならないです(笑)。

家事代行サービス以外にも、日替わりのミールキットを提供している食材宅配サービスを利用しているママさんもいらっしゃいますね。

〜先輩ママが悩んだこと〜

私も仕事との両立においては、食事の準備が結構負担でした。

1週間の食事メニューを予め決めておくこと。
週末に1週間のメニューを決めて、副菜は全部作り置きをしました。あとは当日メインとして、お肉を焼くだけとか、魚を焼くだけとかって工夫しました。どうしても時間が無いときはスーパーでメインのお惣菜だけ買ったり、近くの牛丼屋で牛皿だけ買う(ごはんは家で炊く)などもしましたね(笑)。そうやってできるだけ手を抜くことも大事かなと思います。
〜先輩ママが悩んだこと〜

家事や食事とは違いますが、私は無職からの復職だったので、保育園入園のための評価点数が足りず、保育園に最初入れることができませんでした。

預かり保育に2つ入り、週3と週2の合計週5で預けているという実績を作る。
私の場合は預かり保育に2つ入り、週3と週2の合計週5で預けているという実績を作ることで保育園に入園することが出来ました。

働くママさんならではの効率化や、良い意味で周囲や外部に頼るという発想が参考になるのではないでしょうか。

これから入園・入学を迎えるママ・パパへメッセージ

最後にこれから入園・入学を迎えるママ・パパに向けてメッセージをいただきました。


抱え込まず、頑張りすぎないということが大事かなと。復職した1年間は、頑張り過ぎようとして、私さえ我慢すればみたいに思っていました。でも、そこまで思い詰めなくても人生長いので(笑)、その期間は少し仕事をセーブするとか、手を抜くとか、そういうことがやっぱり必要かなと。なので、これから保育園や幼稚園へ行くママやパパには頑張りすぎないでと伝えたいですね。


SNS(インターネット)などを見ると、育児に関する美しい部分だけが切り取られていることも多いので、そういう情報を真に受けないことも重要だと思います。綺麗で豪勢なお弁当も作る必要はないし、朝ごはんも木のプレートとかに盛り付けられてなくて良い(笑)。そういう情報を当たり前と思わず、自分にプレッシャーをかけないことが大事だと思います。

まとめ

実際に入園・入学を経験したママの悩みは、大小さまざまですが、ひとりで抱え込まず、先生とのコミュニケーション、先輩ママ友のネットワークを活用して乗り切っていました。
ぜひこれから入園・入学を迎えるママ・パパも、今回の先輩ママ達のリアルな体験談を参考に、でも頑張りすぎず。 無事に入園・入学を迎えられることを願っています。

先輩ママ達の座談会は非常に盛り上がり、書ききれないぐらいの貴重な意見が多数出たため、次回以降も別なテーマで連載していく予定です。乞うご期待ください!

記事一覧へ戻る